オンラインセミナー開催に必要な事前準備とは？

目的設定

オンラインセミナーを開催するにあたり、まずは目的設定をしましょう。

スキルアップのための研修なのか、自社商材の認知拡大のためなのか、新規顧客向けか、既存顧客向けかなど、目的や対象によってセミナー内容は変化します。はじめに課題の洗い出しを行い、何のために・誰をターゲットとするのか、という目的を明確にすることでポイントが押さえられた、より効果的なセミナーを開催することができます。

テーマ・構成決め

目的を設定したら、それを踏まえて取り入れたい内容を具体的に挙げていき、テーマを定めます。ここでは、顧客は何が知りたいのか、何を期待しているのかというニーズを見極めることが必要です。洗い出した内容を顧客目線で見て、取捨選択を行うよう注意しましょう。セミナーの構成についても、どの順序で話せば参加者が興味を持ってくれるかを考慮して組み立てると効果が高まります。

集客・告知

開催が決定したら集客を行いましょう。Web上にセミナー用イベントページを作成し、参加応募フォームへ案内する方法が多く用いられます。イベントページとは、セミナーなどのイベント告知のためのホームページです。無料の作成ツールもあるので、初めは無料のもので試してみることをおすすめします。イベントページの内容は、簡潔で分かりやすいものが好ましいです。セミナー内容や参加方法など、応募者の求める情報がすぐにわかるように意識しましょう。開催の1ヶ月ほど前には公開できると理想的です。

また、参加用応募フォームへの入力事項は項目を絞り、必要最低限にしておくと、応募者側の面倒な工程が省け、入力時の離脱率低下に繋がります。

他にも、SNSやメール配信、インターネット広告で告知をするとイベントページへの誘導に効果的です。こういった告知は一度だけではなく、繰り返し行うことで、効果を高めることができます。

配信環境

オンラインイベントにおいては、安定したインターネット環境が何よりも重要です。無線LAN（Wi-Fi）よりも有線LANを用意することをおすすめします。

また、マイクやカメラ、照明などの機材も必要に応じて用意しましょう。マイクとカメラはパソコンに備わっている場合もありますが、質の高いものにするには専用機材を用意することをおすすめします。特にマイクは重要です。音質が悪かったり、マイクがうまく声を拾わず音声が途切れたりすると、参加者に内容が伝わらない恐れがあります。

資料作成

資料は画面に表示したときに見やすくなるよう心掛けましょう。できるだけ一画面内の文章量は少なくし、文字サイズは大きくすることがポイントです。

セミナーで使用した資料は参加者にもデータを配布したり、ダウンロードできるようにしたりすると良いでしょう。

アフターフォロー

オンラインで開催する場合は、対面での名刺交換やコミュニケーションが取れない分、アフターフォローにも気を配りましょう。

終了後はすぐに参加お礼メールを送信できるよう事前に準備をしておきましょう。ここで併せて資料配布を行うのも１つの手です。

また、当日参加できなかった人にも、セミナーの録画を配信する案内や次回セミナーの案内などのフォローを行うと良いでしょう。

アンケート実施

オンラインの開催では、参加者の反応がわかりません。次回セミナーのために満足度や課題の調査をしたいという場合には、アンケートを実施することがあります。

ここでも何となくアンケートを作成するのではなく、何のために・どんなことが知りたいのかを明確にし、無駄な質問はせずに必要な質問に絞って作成することが重要です。回答に対する参加者の負担をなるべく減らすことによって回答率が上がり、効果測定につながる感想を集めることができます。アンケートを実施する際は、その旨をきちんとセミナー内で伝えて、回答への協力を依頼しておきましょう。

まとめ

このように、オンラインセミナーをスムーズに進行するためには事前準備がとても重要です。トラブルにも可能な限りあらかじめ備えておきましょう。参加者の目線に立ち、どのようなセミナーであれば参加したいかという点を意識しましょう。

リアクション・投票・コメント機能で一体感を創り出すなら
MeetU

MeetUはクリックひとつで送れるリアクション機能、その場で集計と共有ができる投票機能、登壇者にもリアルタイムで表示されるコメント機能などを備え、同じ空間にいるかのような一体感を実現する配信ツールです。

また、SVCではMeetUのご利用についてはもちろん、他配信ツールを利用したオンラインイベントやリアルイベントのご相談も承ります。お気軽にお問い合わせください。